うんこな議論 Bullshit

少し前に「不平等論」ハリー・G・フランクファート著(山形浩生訳・解説)を読んだきっかけで知ることになった「うんこな議論」なるすげぇインパクトのあるタイトルの本を読んでみた。
現代社会はうんこまみれ、(失礼)いやうんこな議論や屁のごとき理屈にまみれていると著者は言う。このうんこと屁理屈な議論とはなんであろうか、なぜ人々はうんこな議論を続けるのかってことを哲学の研究対象として、本書にコンパクトに凝縮されていますぞ。その同じくらいの分量の訳者の解説も必読ですが、この解説がないとなにやらわかったようなわかないようなうんこな議論の迷路を彷徨うことになること間違いないね。
たまには、こんな本に触れることもいい刺激になっていいかも。

ウンコな議論

ウンコな議論